はじめに
あなたのスマホは、親によるペアレンタルコントロールで制限されていますか?
「どうして自分だけ?」「もっと自由に使いたい!」そう思っているかもしれませんね。
でもちょっと待ってください。
親があなたのスマホを制限するのは、決してあなたを困らせようとしているわけではありません。
そこには、あなたを大切に思う親心があるのです。
まずはスマホの制限に対するあなたの気持ち、そして親の気持ちについて、一緒に考えていきましょう。
お互いが納得できるような解決策を見つけるためのヒントもご紹介します。
子供の言い分
もっと自由に使わせてほしい気持ちは
よく分かるな
大人の言い分
大人は子供が心配なんだね
説得するには?
親がスマホを制限するのは、子供の安全や将来のためでした。
つまり自分で身の安全を守れたり、スマホに依存しないと証明できれば説得できるのではないでしょうか?
そのためには、親に信頼してもらうことが大切です。
相手はスポンサー
何より重要なのが、相手はスマホとお金を提供してくれる「スポンサー」だということです。
親だからと甘えていては、信用を得ることはできません。
自分だけではなく、相手の気持ちも考えて説得する必要があります。
どういった態度で説得するかも大切です。
スポンサーに怒ったり、泣いたりして、うまく説得できると思いますか?
相手に信用してもらうためには、どんな態度がいいのか考えてみましょう。
論理的な理由を考える
例えば「みんなが使ってるから」では、「うちはうち、よそはよそ」で終わってしまいます。
なぜ使いたいのか、それによってどうなるのか、どのように使うのかを、相手にしっかりと説明をすることが大切です。
まずは自分の中で、しっかりと考えをまとめましょう。
条件を考える
これからは制限なしで自由に使いたい!
こんな条件では、おそらく失敗するでしょう。
話し合いでお互いの条件を出し合って、納得できるラインを目指しましょう。
日ごろのおこない
あなたの普段の生活態度はどういったものでしょう?
たとえ交渉がうまくても、日ごろのおこないが悪いと説得力がないですよね。
そんな状態では、話し合いにすら持ち込めないかもしれません。
相手に話を聞いてもらうために、普段の生活にも気をつけましょう。
長期的に考える
ここまでの内容を実践しても、うまくいかないこともあるでしょう。
ただし、それが全て無駄になっているとは限りません。
相手はあなたのことをよく見て、成長を見守っています。
投げ出さずに長く続けていくことも大切です。
やってはいけないこと
ウソをついたり、約束をやぶったりする
自由にスマホを利用できるようになっても、ウソをついたり約束をやぶったりすると台無しになります。
これまで積み上げてきた信頼も、一つのウソで全てなくなります。
ゼロではありません、マイナスです。
こうなっては信頼を取りもどすのは難しいでしょう。
その場しのぎは絶対に通用しません。
結局は自分が損をするだけなので、つまらないウソはやめておきましょう。
勝手な行動をする
スマホの制限を秘密で解除したり、親に隠れて課金したりするのはやめましょう。
あなたが子供だという、なによりの証拠となってしまいます。
それでは信頼してスマホを預けられないと思われても無理はないでしょう。
スマホの制限で守られていること
自分には関係ないと思っていませんか?
どれも実際におこっている問題で、あなたにとっても無関係ではありません。
他人ごとと思わずに、注意してスマホを利用してくださいね。
おわりに
スマホについての親子間の問題は、あなた一人だけの悩みではありません。
多くの人が同じような経験をして、悩みながら解決していくものです。
まずは、自分の考えをしっかりまとめ、親の考えも尊重しつつ対話してみましょう。
お互いが歩み寄り、そして信頼関係を築いていくことが大切ですよ。