画面設定で疲労軽減
スマホの使い過ぎで、目の疲れなど体調不良に悩むことはありませんか?
健康を維持するためにも、スマホは計画的に利用するべきです。
しかし、そうは思っていてもスマホを手に取ってしまい、休憩がとれないことも多いでしょう。
そこでこの記事では画面の設定で、眼精疲労を抑える5つの対策を方法を解説します。
設定についての注意
これから紹介する設定はAndoidの手順です。
Andoidは機種によって表記などが異なることがありますのでご注意ください。
紹介するものは全て、スマホの設定→ディスプレイの項目にあります。
フォントサイズ
視認性が高まると、目の疲れを軽減できます。
大きすぎるサイズだと使い勝手が悪くなるので、自分にとってちょうど良い大きさを選びましょう。
1. 「設定」→「ディスプレイ」→「表示サイズとテキスト」を選択してください。
「フォントサイズ」は文字の大きさを変更します。
表示サイズはアイコンなども含めた、全ての要素を拡大します。
プレビューで確認できますので、好みの大きさに調整してください。
2. テキストを太字にできます。
3. 背景色に合わせて、テキストを最適な色に調整してくれます。
明るさの調整
スマホには明るさの自動調整がありますが、あまり融通がきかない場合があります。
思ったような明るさにならない場合は、この機能をオフにして自分で適切な明るさに調整してください。
特に暗い場所では、目を凝らした状態が続くため、眼精疲労の原因となる可能性があります。
1. 「設定」→「ディスプレイ」から設定できます。
「明るさの」自動調整をオフにしてから、明るさレベルを変更してください。
ブルーライトカットとその効果
ブルーライトをカットすると、眼精疲労を軽減できると聞いたことがありませんか?
しかしこの話を調査しても科学的な根拠は見つかりませんでした。
それどころか、そういった効果は確認できないという専門家の意見書がありました。
一方で、ブルーライトは睡眠の質に影響を与える可能性が指摘されています。
https://doi.org/10.20803/jusokenronbun.42.0_85
出典:住宅照明中のブルーライトが体内時計と睡眠覚醒に与える影響
ブルーライトには覚醒作用があるため、夜間にブルーライトを浴びると睡眠に悪影響を与えてしまいます。
また夜間にブルーライトを浴びると、昼夜のリズムを誤認して体内時計にずれが生じる可能性があります。
つまりブルーライトカットは体内時計や睡眠の質を向上させ、それが間接的に疲労回復や軽減につながる場合があるようです。
ブルーライトカットの注意点
ナイトディスプレイ
スマホのブルーライトカット機能で、夜間に画面が黄色がかった色合いに変わります。
これによってブルーライトの影響を抑えたり、暗い場所でも視認性が高まります。
手動で調整する必要がないので、夜にスマホを使う機会が多い人にはおすすめです。
やや強めの色合いなので、慣れるまでは違和感を感じるかもしれません。
1. 「設定」→「ディスプレイ」→「ナイトディスプレイ」の順で選択してください。
2. 夜間モードを選択してください。
下のバーで輝度を調整できます。
3. スケジュールで時間指定もできます。
指定した時間か、朝夜で自動切換えを選択できます。
ブルーライト対策のアプリ
ブルーライト軽減 – 目の保護 不眠を解消
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ブルーライトの調整だけでなく、光度の調整とナイトモードもこのアプリだけで操作ができます。
色合いの調整はプリセットで簡単に変更可能です。
必須のアプリではありませんが、こまめな調整をする人には使いやすいでしょう。
Android専用となっています。
ブルーライトカットの画面フィルム
画面フィルムを貼ることで、いつでもブルーライトカットの効果が期待できます。
画面保護のついでだと思うと利用しやすいですね。
目の疲れを軽減するものではないので、そこは注意してください。
疲れ目には休憩を
フォントや明るさの設定で、眼精疲労をある程度は抑えることができました。
しかし、これらはあくまで疲労の軽減を目的としたもので、根本的な解決にはなりません。
1時間ごとに5分の休憩を取り入れるなど、目を休ませることが1番の解決策となるでしょう。
これは「小児のブルーライトカット眼鏡装用に対する慎重意見」でも言及されています。
忙しい毎日の中で時間を見つけるのは難しいかもしれませんが、ぜひ実践してみてください。
まとめ
今回の設定で眼精疲労の軽減や、睡眠の質の向上ができました。
しかしこれらの設定はあくまでも補助的なものです。
疲労回復には適度な休憩が必要です。
しっかりとした休憩をとるのは難しいかもしれませんが、体は替えがききません。
自分の体をいたわり、健康を維持しましょう。
この記事が、あなたのスマホ利用の参考にしていただければ幸いです。