<初心者向け>スマホの仕様を覚えよう!

<初心者向け>スマホの仕様を覚えよう! スマホ

はじめに

スマホを買いたいけど、スペック表を見て「SoC?」「リフレッシュレート?」と悩んでいませんか?

この記事ではスマホのスペックについて、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。

あなたもスマホのスペックを見極め、自分にぴったりの一台を選ぶことができるようになりますよ!

スマホのスペック(仕様)

  • OS
    • iOS、Android
  • スマホの性能
    • SoC(CPU)、メモリ、ストレージ
  • ディスプレイ
    • 解像度、リフレッシュレート、画面サイズ、パネルの種類(TFT、LCD、OLED)
  • カメラ
    • 画素数、レンズの種類、撮影機能
  • バッテリー
    • 容量、急速充電、ワイヤレス充電
  • 携帯性
    • 重量、サイズ(縦、横、幅)
  • 機能
    • 防水防塵、センサー、通信規格、イヤホンジャック、外部メモリ
  • 通信
    • 5G対応、NFC/Felica、Bluetoothのバージョン
  • その他
    • アップデートの保証期間
ミケヲ
ミケヲ

数が多くてビックリするよね
一つずつ丁寧に説明するから安心してね

OS

OSはスマホを動かすためのシステムです。
iOSとAndroidの二種類があります。

  • iOS
    • 実質「iPhone」専用のOSです
      開発元のAppleのみが利用しています。
  • Android
    • Google製のOSですが、その他のメーカーも参入してさまざまなAndroid製のスマホが発売されています。

スマホの性能

スマホのスペックの中で、特に重要な部分です。
どんなスマホでもここは絶対に確認しましょう。

  • SoC(CPU)
    • スマホの頭脳にあたる部分です。
      複数のパーツによって構成されていて、その内の一つにCPUがあります。
      CPUの性能で処理能力が大幅に変化するため、あらゆるスマホにとって重要なパーツです。
  • メモリ(RAM)
    • スマホの作業をどれだけ快適にこなせるかはメモリが重要になります。
      メモリが不足していると、アプリが重くなったり強制終了したりします。
  • ストレージ(ROM)
    • アプリや画像、動画などのデータを保存できる量に関わります。
      クラウドストレージや外部ストレージを利用するとより多くのデータを扱えます。
      ただしアプリやOSなどのデータはスマホのストレージを使用するため、十分な容量を確保する必要があります。

SoCの種類

※製品ごとに性能や特徴は変わります。個別に確認することをおすすめします。

  • Snapdragon
    • Qualcomm(クアルコム)製のSoC
      全ての価格帯のスマホに幅広く展開されています。
  • Dimensity
    • MediaTek(メディアテック)製のSoC
      かつてはローエンド用でしたが、近年では高い性能とコストによって大きくシェアを伸ばしています。Dimensityはハイエンド向けの高性能なSoCシリーズです。
  • Helio
    • MediaTek(メディアテック)製のSoC
      こちらはローエンドからミドルレンジ向けのSoCとなっています。
  • Tensor
    • Google Pixel 専用のSoC
      PixelのカメラやAIなどの性能を引き出す設計となっています。
      他のハイエンドSoCと比べるとゲーム性能は劣る傾向があります。
  • Exynos
    • SUMSUNG Galaxy用のSoC
      高い性能を持っていますが、その分バッテリーの消耗も大きくなっています。
  • Apple Aシリーズ
    • iPhone専用のSoC
      数字が大きいほど最新で高性能となっています。
      さらに高性能な Pro シリーズも存在します。

ディスプレイ

画像の美しさや操作の快適性に関わります。

  • 解像度
    • 解像度が高いほど、より鮮明で美しい画像となります。
  • リフレッシュレート
    • リフレッシュレートが高いほど、映像が自然で滑らかになります。
      応答速度が重要なゲームではとくに重要です。
      リフレッシュレートを上げるとバッテリー消費が多くなるので注意してください。
  • 画面サイズ
    • スマホのディスプレイの大きさで、インチで表記されます。
      最近のスマホは大型化しているので、6インチ以上のものが多くなっています。
  • パネルの種類
    • 液晶パネル(TFT、LCDなど)
      • 昔から用いられているパネルです。
        値段は安価ですが、より高性能な有機ELが主流となっています。
    • 有機EL(OLED)
      • 液晶パネルよりも画質や視野角、応答速度などの性能が高くなっています。
        液晶よりも高価なので、ローエンドスマホには採用されないことが多いです。

カメラ

写真の画質や撮影機能に関わる項目です。

  • 画素数
    • この値が高いほど鮮明な画像となります。
  • レンズの種類
    • 標準、広角、超広角、望遠、マクロなどさまざまなレンズがあります。
      高価なスマホほどたくさんのレンズを搭載している傾向となっています。
  • 撮影機能
    • 手ブレ防止、AIによる補助機能。
      これらの機能の有無で、撮影の快適度が変わります。

バッテリー

スマホの稼働時間に直結する重要な要素です。

  • バッテリー容量
    • バッテリーの最大容量のことです。
      スマホの電池は、0%の状態からフル充電を500回繰り返すと寿命になるといわれています。
      そのためバッテリーの容量が大きいほど長く使えることになります。
      5000mAh前後だと大容量のバッテリーといえるでしょう。
  • 急速充電
    • バッテリーが0%の状態からフル充電にかかる時間で考えると
      普通の充電:2~3時間
      急速充電:30分~1時間
      この程度変わってきます。

      ※機種によって変わります。
  • ワイヤレス充電
    • 充電器に置くだけで充電できる手軽さがメリットです。
      ケーブルの抜き差しがないので故障のリスクも軽減されます。
      充電速度が遅かったり、位置がずれると充電ができなかったりとデメリットもあります。

携帯性

常に持ち運ぶスマホにとって、携帯性は重視したい要素です。
ケースを利用する場合は、それも計算に入れて考えましょう。

  • 重量
    • どの程度まで許容できるかは個人差がありますが
      180g前後までは標準的な重さです。
      200g以上あると明らかに重みを感じます。
  • サイズ(縦、横、幅)
    • 物理的な大きさです。
      大型のディスプレイが増えたので、サイズもそれに伴い大型化しています。
      折り畳みスマホが普及すると改善するかもしれません。

機能

スマホによって搭載される機能は大きくことなります。
自分に必要な機能を逃さないように、確認するようにしましょう。

  • 防水
    • 防水等級「IPX」で防水の性能が評価されています。
      IPX0からIPX8まであって、値が高いほど優れた防水性能を持っています。
  • 防塵
    • 防塵等級「IP_X」で防塵の性能が評価されています。
      IP0XからIP6Xまであって、値が高いほど優れた防水性能を持っています。
  • センサー
    • スマホにはさまざまなセンサーがあります。
      機種によって搭載されるセンサーが異なります。
      以下にその一部を紹介します。
    • 地磁気センサー (コンパス)
      • スマホの向きを特定するのに必要です。
    • 加速度センサー
      • スマホの傾きや振動を検知します。
        歩数計や移動速度、ゲームなどに利用されます。
    • ジャイロセンサー
      • スマホの回転速度や角速度を検知します。
        地図アプリやゲームなどに利用されます。
  • 通信
    • 5G
      第5世代移動通信システムのことです。
      対応しているスマホは高速で遅延の少ないデータ通信が行えます。
    • NFC / Felica
    • Bluetoothのバージョン
      • ワイヤレスイヤホンやスピーカーなどに利用される無線の一種です。
        バージョン5と4は互換性があるので、現在は気にする必要はありません。
        これから新たなバージョンが登場して、互換性に問題が出た場合には確認が必要になるでしょう。
  • 外部メモリ
    • Android限定で、SDカードを取り付けできる場合があります。
      保存できるのは音楽ファイルや動画ファイルなどで、アプリのインストール先に設定はできません。
  • イヤホンジャック
    • 有線イヤホン用のジャックです。
      小型、軽量化のためにカットされることが増えています。
      音質にこだわる場合などは注意してください。

アップデート

スマホの寿命やセキュリティに直結する要素です。
必ず確認してから購入しましょう。

  • アップデートの保証期間
    • OSとセキュリティのアップデート期間です。
      メーカーや機種によって異なるため、必ず確認しましょう。
      低価格帯のスマホは3年程度で、長いスマホだと5年以上の場合があります。

おわりに

スマホの仕様について理解は深まったでしょうか?
なじみのない言葉ばかりで難しいかもしれませんが、ゆっくりと覚えていってくださいね。

今回の記事と合わせて「スマホの選び方!用途ごとに必要な機能をピックアップ」を読むと、自分に合ったスマホを探すことができます。スマホ購入を検討される方はぜひご覧ください。

ミケヲ
ミケヲ

それじゃまたね!

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